いのさんのブログ: ☆独り言☆　なんとか・・・・

皆さん、こんばんは。

今日はお昼過ぎから閉店までトイレに一回、お茶を一口飲んだだけの
ノンストップ状態でした…。

作業の〆は、積車で運ばれてきたお車のタイヤ交換。

４５扁平タイヤでキャッツアイを踏んでタイヤを切ってしまってました…。
今どきのお車なのでスペアタイヤはついておらず…。

何度か書いた事ですが、パンク修理キットは、細い釘を踏んだ程度の
小さな穴しか防げず、イメージで言えば、釘を踏んで十数時間から数日かけて
ようやく空気が抜け切るぐらいの穏やかな空気の抜け方にしか使えません。

このような漏れ方であれば、空気圧モニター（ＴＰＭＳやＴＰＷＳ等の名称）が
付いているお車であれば、警告灯が点いた段階で、車載のコンプレッサーないしは、
スタンドさんなどで空気を入れれば、しばらく走れます。

修理キットで対応できないのは、縁石に乗り上げた等でタイヤを切ってしまい、
短時間で空気が抜けてしまった場合で、このような時は、パンク修理キットに入っている
コンプレッサーで空気を入れるも、シューシューと空気の漏れる音がするばかりで、
全然タイヤが膨みません。

このような場合は、素直にロードサービスを呼びましょう。

ただし、ロードサービスを呼んでも、このような状態は修理ができないので、
近くの修理工場やタイヤ屋さんに運ばれます。

もちろん、工場などに運ばれても、修理ができないのでタイヤ交換となるのですが、
装着可能なタイヤの在庫があるとは限りません。

運よく在庫が有っても、パンク発覚からロードサービスの手配・車両の回送、
タイヤ交換、今までの対応させていただいたケースだと、３〜４時間ほど掛かかる事が
多いです。
タイヤの在庫がなければ、どうしようもなくなります…。

同じような状況で、スペアタイヤが装備されているお車であれば、自分で交換できれば、
３０分ほど、ロードサービスを呼んでも１時間ほどでしょうか。

アウトドアや行楽で、山や人里離れたところに行かれる方は、お車を選ばれる際に
スペアタイヤの装着がオプションを含めてあるか確認されることを強くお勧めします。

それにしても最近はやりのＳＵＶ。
アウトドアでもてはやされていますが、スペアタイヤの付いてない車の多いこと。
特にデザインに拘った車になればなるほど、タイヤサイズが特殊な部類で、
田舎では直ぐに手配がつかない事が非常に多いです。

最近のＢＥ−ＰＡＬで取り上げられる車も殆どスペアタイヤがないのですが、
今月号はワーゲンのアルテオン・シューティングブレーク。

タイヤサイズは、２４５／３５Ｒ２０。

大き目のキャッツアイ乗り上げ一発でタイヤはアウトですね。
ここまで薄いタイヤだと、当たり所が悪ければホイルまで逝ってしまいます。
セダンのお客様で右側２本、タイヤホイルが逝ってしまわれた方が
お見えになりまして、すぐに手配できるはずもなく、しばらくお預かり。
しかも、純正で用意すると２本でタイヤホイルセットで４０万ぐらいした気がします。
セダンにはスペアが載ってないので、シューティングブレークもカタログに
スペアタイヤ記載がないので載ってないでしょう。

こんな車で山のキャンプ場なんて・・・・・怖っ

一昔前は、純正タイヤサイズから小さなテンパータイヤに変更され、
こんなスペアじゃ役に立たん！なんて言ってたのが懐かしいですねぇ‥‥

スペアタイヤを乗せなければ、デザインの自由度が増すとは言え、あくまで車は
移動手段。
その移動手段の使い勝手を減らしてまでデザインに拘るのも、なんだかねぇ・・・・って
思う今日この頃です。

最低限、テンパータイヤは義務化して欲しいものですね。

あ、しばらく前のＢＥ−ＰＡＬにはＭＸ−３０のＥＶも出てたなぁ‥‥
タイヤサイズは２１５／５５Ｒ１８でスペアタイヤレス。

これでアウトドアって・・・・。

あ、マツダって、オプションカタログに記載のないスペアタイヤキットが
設定有ったりする事の有るらしいので（結構な金額らしいが‥‥爆）、
気になる方は、商談時に聞いてみてね。

あぁ、やな世の中。

では。

by いのさん ¦ 22:19, Saturday, Oct 16, 2021 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ 携帯

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