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☆本日の作業☆ Venturi Big Throttle Body |
皆さん、こんにちは。
今日はGK5 FIT3 にSPOONさんのヴェンチュリー・ビッグ・スロットルボディーを 取り付けました。
標準が直径50mmのバタフライに対し、SPOONさんのは56mm。
たかが直径6mmの差ですが、面積比で言えば、25パーセントアップ!
たった6mm位で何でそんなに変わるのか、中学校の数学の授業を思い出して、 円の面積を求めましょう!笑
円の面積=半径の二乗 x 円周率(約3.14)を思い出して、まずは純正の バタフライの面積から。 純正は直径50mmで、半径は25mmなので・・・・ 25x25x3.14=1962.5cm平方センチメートル
SPOONさんのはバタフライの直径が56mmなので、半径は28mm。 28x28x3.14=2461.76平方センチメートル
それぞれの面積の計算結果から面積比は 2461.46/1962.5=約1.254
よって純正比125.4パーセント!!・・・・って、先週、長男にテスト勉強を 教えていた雰囲気がフラッシュバック・・・・笑
しかも、吸入側はファンネル状に加工してあり、しかも鏡面仕上げ。
その辺りの作業風景はこちら。
さて、組み付け後はWAKO’sさんのパワークーラントを入れて エア抜きです。
エア抜きをしながら、ECUの初期学習もついでに♪
その間、別の車がRECS施工。
当店でのRECS施工料金にはFUEL1が1本含まれてますので、 RECS施工時には燃料満タンでご来店頂けると助かります。
さてFIT3の方ですが、少し残念なの点がCVTと言うこと。
レスポンスや中間加速は良くはなってる感じですが、CVTによって 効果が薄められているようです。涙
しかし、ゼロスタートや全開時にはバラフライの純正面積比 25パーセントアップの効果はバッチリ体感できます!
逆を言えばWRCなどモータースポーツのカテゴリーによっては 規定のリストリクターをレギレーションで装着させ、吸入空気量を制限して 出力制限を行っているぐらいですから、逆に吸入空気量を増やせば 出力を上げれる。 特に過給が出来ないNAでは、数少ない体感しやすいNAチューンですね。
それにしても、外観はノーマルだけに組み込むのが勿体無い仕上がりですね。笑
あ、似たような物で勘違いしやすい物に、スロットルコントローラーがありまして、 アクセルに対してスロットルバルブの開け方をコントロールするだけのもので、 フルスロットル時の空気吸入量は全く変わらないので、あまり意味無いと思っています。 また、流速を早めたり、充填効率を上げる効果も全くありません。
低ミュー路やアクセルペダルに過度に反応するエンジンなど、 限られた条件内で、繊細なアクセルワークを必要とする場合のみ有効だと思います。
確かに、立ち上げ重視の設定なら、ちょいっとアクセルを踏めば、いきなりドンッと 加速するので体感度合いが凄いと最初は思われがちですが、人間慣れれば、 微妙なアクセルワークをするようになるので、全く意味無し。
強いて言えば、クルーズコントロールまで内蔵したpivotさんのような タイプなら許せますね・・・・って、スロコンというよりクルコン扱いですな。笑
ではでは。
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