2022年 3月10日
皆さん、こんばんは。
今日はトヨタの超コンパクトカーiQにリジカラを取り付けました。
カスタムベースとなる予定が、ノーマル状態で試乗されたお客様が、安定感が無いと…。
そんなこんなで、最初にリジカラからと言う事になりました。
早速作業開始です!
まずはフロントメンバーですが、トヨタのコンパクトカーなのでヴィッツ・ヤリス系かと思えば、
全くの別物。
その下のクラスの欧州向けAYGOをベースかと思えば、これまた別物。
サブフレームの品番をパーツカタログで追っても、日本・欧州・北米ではiQ専用の品番となっています。
ちょっと驚きですね。
で、サブフレームを少し下げて、前よりのF−1部
リジカラを用意して
仮合わせ。
で、メンバー後方ですが、F−1が簡単な作りだったの反して、後方は片側2か所!
一般的にメンバーは4か所でとめる事が多いのですが、この車格で6か所止めとは気合が入ってます。
と言う事で、外側のF−2部と、内側のF−3部は同様の構成なので、F−2部のみで記します。(逃)
リジカラを用意して、
仮合わせ
F−3部の同様にしてから、各部をグリスアップしたのち、メンバーを平衡に保ちながらミッションジャッキで
上げて、各ボルトをトルクレンチで締めます。
さて、後方に移りますが、コチラは一般的なトーションビームなので、いつも通り。
リジカラを用意して
仮合わせ。
グリスアップ後仮締めをしてジャッキダウンして、車高の馴染みを出したのちにトルクレンチで本締めします。
さて、お楽しみの試走です♪
ハンドリングはボディからは想像できない安定志向ですが、サブフレームの大き目な取付穴から来る
左右の揺れは隠しきれず、軽自動車よりも極端に短いホイルベースと相まって、高速域では
ふらつきが気になります。
コーナリングなどでも修正舵は通常レベルで必要ですが、やはり短いホイルベースが故に
余計に不安定な感じを受けます。
リジカラ取付後は、修正舵がほぼ無くなって直進性もコーナリングも非常に安定性が良くなり、
高速域でもホイルベースの短さを忘れさせるほどの安定感です。
急なレーンチェンジでもリアがスッとフロントに素直についてくるので、本当に車格を
忘れそうです。
さて、次の作業に入ります。
では。
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