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2017年 5月16日
皆さん、こんばんは。
今日はユーノスロードスター(NA8C)にリジカラを着けました。
相変わらず、オープンカーに優しいスプーンさん。
ホンダ以外の国産車なら、この部品内容なら前後で4万円(税・工賃別・以下同)に
なるところ、何と2万2千円!!
まぁ、手間は通常と同じなので、工賃は一緒ですが・・・・・
さて、早速作業に入ります。
まずはフロントメンバーのメインどころのF−1部。
片側2箇所とも同じです。
ボディ側からスタッドボルトが出ているパターンなので、割りタイプの
リジカラになります。
仮合わせ。
とりあえず分かりやすいように割った片側のみ装着。
次はメンバー後方のF−2部です。
リジカラを用意して・・・・・
仮合わせをします。
下から見ると・・・・・
コレだけの隙間を埋めているんですよねぇ〜
さて、一番後ろのF−3部です。
リジカラを用意して・・・・
仮合わせ・・・・・の、写真の撮り忘れ〜。汗
基本的にF−2部とリジカラの寸法が若干違うだけで、取付け方は同じです。
さて、後方に移ります。
リアメンバーの側面から・・・・
アブソーバーの左のボルト(既にリジカラが入っています・・笑)がR−2部で
その更に左側のスタッドボルトにナットをかけている所がR−1部。
アブソーバーを挟んで反対側のR−1部と同様の部分がR−3部になります。
R−1部とR−3部は同様なので、写真の撮りやすいR−3部です。笑
この部分の上側を見ると・・・・
本来、ボディ側とメンバー側とが面と面で密着するはずですが、プレス整形時に
歪は出るので、ちゃんとした面同士では密着していません。
ココに柔らかなアルミ素材のリジカラのワッシャー面が、ボルト(ナット)を
締めた時にひずんだ面に合わせて変形して密着し、締結強度を飛躍的に
向上させます。
穴の隙間を埋める点に目が行きがちですが、この密着する点も、
リジカラの非常に重要なポイントになります♪
さて、リジカラを用意して・・・・
仮合わせします。
このR−1・3部もボディ側からスタッドボルトが出ているので、リジカラも
割りタイプになります。
さて、中央部のR−2部です。
リジカラを用意して・・・・
ココはボルト止めタイプになりますので、通常の形状です。
仮合わせをします。
下から覗き込むと・・・・・
こんな感じです。
フロントリア共に、仮合わせ後は付属のリジカラグリスをリジカラ・ボルト・ナットに
塗布し、ミッションジャッキでメンバーを持ち上げながら各部を均等に
締め上げます。
あとはステアリングセンターとフロントトーを修正して試走です。
リジカラ装着前は、設計が80年代後半の車だけあって、今時の衝突安全などで
重くなった車と違い、非常に軽く感じます。
ただ、軽さが小気味良さと不安定さと、両方に出ているのがこの時代の感覚ですね。
タイヤがRE71Rで、細かな段差ではゴツゴツ感が調子の悪い自分の腰に響きます・・・・。涙
コーナリング中のギャップ越えも、ステアリングが暴れ不安定。
すべて軽さゆえかなと思えば、早めのレーンチェンジでは、フロントに対しリアは
若干ゆっくり目の動きで安定はしているものの、物足りない気がします。
さて、お待ちかねのリジカラ装着後です♪
動きの軽さはそのままですが、サスペンションの初期の動きが良くなり、
細かが凸凹は上手くサスペンションがいなし、ゴツゴツ感は角が取れて
しっとりした感じで、腰に響きません。笑
コーナリング中のギャップ越えでもステアリングは殆ど暴れず、リアもちゃんと
路面に追従し、路面の荒れを全く気にせずオンザレール感覚です。
安定志向が強くなったかと言えば、早めのレーンチェンジでも、
フロントとリアの動きが完全にシンクロして、ステアリング操作から
車体の姿勢変化完了までのタイムラグが、殆ど気にならなくなったのは
非常に楽しいです♪
では〜。 |
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