2015年 9月17日
皆さん、こんにちは。
今月は車検の入庫が多く、作業内容的には特筆することは無いのですが、
車検と言えばクーラントブースター!!(大山のぶ代さん風に♪笑)
立て続けに2台連続投入です。
一昔前は車検ごとにクーラント(LLC)の交換が一般的でしたが、ここ十数年は
聞かれなくなりました。
交換時のエア抜きの手間、廃液の処分、車検コストの削減等々の理由で
積極的に勧められなくなりました。
LLC(ロングライフクーラント)と言われるだけに不凍液としての性能が重視されますが、
不凍液としての経年劣化は殆どしません。
無交換でも寒冷地でのトラブルは起き難いです。
しかしLLCに求められる性能は他にもあり、
◎防錆・・・・冷却水系統の鉄を使用した部分の錆防止
◎防食・・・・冷却水系等のアルミや銅等を使用した部分の腐食防止
◎消泡・・・・ウォーターポンプ等で発生した泡を消し、冷却水の循環を保たせる
と言うのも有るのですが、これらは経年で効果が減少します。
そこで、クーラントブースターです。
クーラントに添加するだけで、これらの性能が回復します。
なお、車検毎に添加することを推奨しますが、冷却系等に水垢などが
蓄積されている場合(特にラジエター内に蓄積された水垢は冷却効率が
下がります。)が有りますので、車検、数回ごとにはフラッシングと
クーラントの交換をお勧めします。
ではでは。 |
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