2019年 2月2日
皆さん、こんにちは。
最近、ネットニュースでも取り上げられていたパンク修理剤キットについてです。
今時の車の大半は、スペアタイヤレスが標準で一部車種はオプションで
スペアタイヤが選べます。
スペアタイヤレスの場合はパンク修理剤キット(エアコンプレッサーと修理剤)が
搭載されているのですが、実際どれだけ使えるのか?
実際にパンク修理剤キットが使えるのは、釘を踏んで、じわりじわり空気が抜けるパターン。
この際も釘は抜かない事。
逆に、切ってしまったり、大きな穴が開いた場合は修理が出来ません。
修理可否の判断に困る場合は、最初に修理剤を使わずにコンプレッサーで
エアをタイヤに充填します。
この際に、タイヤが膨らんで規定圧まで入り、5〜10分ほど置いて空気が
0.1〜0.2k位の減り方であれば修理は可能です。
※この場合は、近くにタイヤ屋さんやスタンドが有れば、そのまま走っていった方が
あとあと良い場合が多いです。
逆にコンプレッサーをいくら回してもタイヤが膨らまず、何処かしこから
空気が漏れている音がするようであれば、修理は出来ません。
修理剤を使っても無駄になるだけなので、諦めてロードサービスを呼びましょう。
まとめると、修理剤キットが使えるパンクは、常日頃から空気圧点検をしていれば、
内圧がゼロになる前に発見できる事が大半です。
よって、修理剤キットの役目は非常に薄いです。苦笑
一番の理想は、車の購入時にスペアタイヤの有無の確認、無い場合でも
オプションでスペアタイヤが選択できれば極力載せる事。
特にタイヤ・ホイルサイズが特殊な車であれば尚更の事です。
以前、県外から東栄のほうへ釣りに来られていた方が、川原でタイヤを
切ってしまい、SUVなのにスペアが無い車種だったのでロードサービスで
運ばれてきたのですが、なんとホイルも曲がって使用不可でした・・・。
結局お車をお預かりして、タイヤホイルを取り寄せ、後日、ご来店頂きました。
応急用のスペアタイヤでもあれば、付け替え時間と、スピードが出せない程度で
帰れたのに・・・・・でした。(応急用のスペアタイヤは最高80km/hです。)
自動車メーカーの設計の自由度と引き換えに、ウチら田舎住まいには
車選びが難しくなってきてるのは悲しい事ですね・・・・
では皆さん、お気をつけて! |
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