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2015年 4月20日
皆さん、こんばんは。
今日は今話題の車種の一つ、デミオXD 6M/Tにリジカラの取り付けです。
因みにデミオ(DJ5FS)のリジカラはRE雨宮さんのデモカーで
検証してるんですよねぇ〜
参考までにリジカラのRX−7(FC・FD)・RX−8はRE雨宮さんが発売元になります♪
さて、作業開始です。
まずはフロントメンバーを下げ、前よりのF−1部からです。
メンバーとボディの当たり面を、左がメンバー、右がボディ側を見た画です。
F−1部のリジカラを用意しまして・・・・・
仮セットします。
さて次は真ん中のF−2部です。
リジカラを用意しまして・・・・
仮セットします。
さて、一番気になったのが後方のF−3部。
ボルト径に対し、メンバーの穴の方が大きいと言う事もありますが、
ボルトのメンバーに対しての当たり面が、面ではなく線で当たっている点。
そしてボディ・メンバー間。
古くはメルセデスのリア、最近ではスズキのフロントでも良く見かける、
メンバーから出ている突起をボディの穴に差込みメンバーの位置出しと
ズレ防止は感心するのですが、当たり面の平滑と面積の確保がイマイチです・・・・。
さて、リジカラを用意して・・・・
写真左の図で判るように、メンバーのボディへの固定と、ロアアームのメンバーへの
固定を一箇所で行っています。
ボルトを抜いて、F−3部を下から見上げると・・・・
メンバーの穴に対して、ロアアームのブッシュの穴が若干ずれています・・。
ここに長めのリジカラを挿入し、
メンバーの穴とロアアームブッシュの穴のズレを解消します。
同じようにメンバー上部からも同じようにアプローチします。
さて、リアに移ります。
こちらはトレーリングサスペンションなので、固定軸のボルト部に付けます。
リジカラを用意して、
仮合わせします。
グリスアップして取り付け後、トルクレンチにて締め込み、フロントトーと
ステアリングセンターを出して試走です。
ノーマル状態では、ステアリングのしっかり感は有るものの、センター付近の
軽さが左右で舵角の大きさが違うのと、ギャップ走破時のステアリングの
暴れは一般的なものでした。
ショックも硬めでゴツゴツ感は少し気になります。
その硬さの影響か、緊急回避時のリアの動きが遅く、もう少しショックが
柔らかめの方がステアリングに対し素直に車体がついて来るのになぁ・・・・と
少し残念な感じでした。
リジカラ装着後はサスの動きが滑らかで、ゴツゴツ感が明らかに減り、
いつもと同様、直進性も上がり、コーナリング中も一定舵角のまま
走れますし、途中のギャップ越えでも破綻なく安心してクリアできます。
ただ、その滑らかさが仇なのか、速度感覚がかなりずれ、低速トルクが
非常に有るため、知らず知らずのうちに速度がかなり出ています・・・・大汗
緊急回避時でも、リアサスの動きがスムーズになったためか、フロントに対する
リアの追従性がリニアについてくるようになり、先程感じたリアの遅れは
よほど気にならないです。
リジカラ装着後の乗り味は、とても国産コンパクトカーとは思えない
重厚感のある、しっとり・しっかりとした非常に心地よいフィーリングでした。
あとはタイヤの銘柄選びだけで、とても良い感じになりますね!
(ウチの仕事が減ってしまう・・・・・大汗)
ではでは♪
P.S.お客様の声:ノーマルでもしっかりした感じの車と思っていましたが、
リジカラで更に、ボディ剛性が上がって乗り心地が良くなって凄いです!
コーナーリング中、足がしっかり動くのがよくわかるようになりました。
ショックがきちんと仕事をしていて細かな凹凸も吸収できる。
ビルシュタインの足に変えたんじゃないかと思うくらいの変化!!
乗り心地がめちゃくちゃよくなりましたが、ふわふわ感などはなく、
VWのゴルフやポロのような感じです。
コーナーリング時にハンドルを切った分だけクイックに反応するので
実用車として買ったつもりが非常に楽しい車になりました♪
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