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2015年 4月24日
皆さん、こんにちは。
30アルファード・ヴェルファイアーオーナー待望のBIG Xの10インチモデルを
はじめとして春先の新製品が本日、正式発表になりました。
昨年はBIG X10インチと並び話題になった11.4インチリアモニターですが、
今回は12.8インチモデルも・・・・・
詳しくはメーカーHPにて!
また、発表会で現物のリポートもしますね!
では。 |
皆さん、こんにちは。
今日は一風変わったタイヤテストが豊橋にて行われ参加してきました。
純正タイヤとグレードの異なる市販タイヤとの比較試乗です。
さて、早速テストです。
今回はトヨタのアクア(175/65R15装着車)を使用し、純正装着の
ECOPIA EP25と、スタンダートのネクストリー、REGNO GR−XIの
3銘柄を一般公道を運転・後部座席乗車の計6回走りました。
正直、コース設定を聞いた時には寂しいテストだな・・・と思ったのですが、
案外有意義なテストとなりました。
普段タイヤテストといえば、良いタイヤをステアリングを握ってのテストが
多いのですが、今回は純正タイヤに、スタンダートタイヤ、しかも
普段でも滅多に乗らない後部座席と珍しさ満点。
結果は・・・・
◎直進安定性
まっすぐ走るのに、ステアリングを握る力が必要かが、分かり易いチェックポイントです。
EP25・・・・・・純正にしては、しっかり感もあり悪くない感じ。
ネクストリー・・価格相応の落ち着きの無さはあるものの、ひどくは無いです。
レグノGRXI・・とても同じ車とは思えない安定性。一言で言えば楽!
◎ステアリング応答性・フィーリング
ハンドルを切ったときに思ったように車が動くか、動きがスムーズかをチェックします。
EP25・・・・・・タイヤの硬さ=剛性感のようで、素直な感じで運転するには合格!!
素早いレーンチェンジでもリアサスの動きが悪いなりにも、一生懸命に
フロントに付いて行こうとする感じが好印象です。
ネクストリー・・下位グレードという先入観をもって乗った割には、思ったより素直。
ただ、サスペンション構成の一部品としてみると、入力に対しての
積極性は全く無し。レーンチェンジなどは変に硬さが目立つ割には
しなやかさは全く無く、この項目で評価する価値無し。
レグノGRXI・・素直でしっかりしつつも、しっとり感があり、車自体のグレードが
ワンクラス上がった感じ。
サスペンションの動きが良くないコンパクトカーでも、サスの動きを
積極的に補佐しようとするので、ショックアブソーバを変えたような
良い感じです。
◎ロードノイズなど
車内が静かかどうか?また、音(音色)が気になるかどうか?をチェックします。
EP25・・・・・・良くも悪くも無く、コンパクトカーはこんなもんでしょ・・・と言われれば
納得するレベル。
ネクストリー・・車の動き出しから騒々しく、EP25では苦にならなかった前席と
後席との会話が、騒音でしずらい状況・・・。
レグノGRXI・・文句なし!ロードノイズ(の周波数)自体がチューニングされていると
言うだけあって、静かな中に気になる音があっても、その音自体が
心地よく聞こえてくるノイズでさえ苦になりません。
◎乗り心地
路面の凹凸に対し、不快感があるかどうか?確認します。
EP25・・・・・・比較的持ちの良いタイヤと言う印象どおり、結構固めです。
乗り心地よりも操縦安定性を重視しているような感じです。
(実際は、転がり抵抗を抑える為、剛性を上げて変形しにくくしています)
ネクストリー・・路面の状況をダイレクトに伝えてくれて、かなりハードな印象です。
このタイヤで乗り心地の評価も無いでしょ・・・・・爆
レグノGRXI・・さすがレグノです。このラインナップで比較するのも申し訳ない感じで、
ダントツの快適さです。しかし、ただフワフワ柔らかいのではなく、
ダンピングも良く、安心感も伴っているのが特筆物です。
◎転がり抵抗
加速時のスムーズさをチェックします。
EP25・・・・・・このタイヤが基準なので、良くも悪くも無く・・・です。
ネクストリー・・思ったよりEP25との差が無いと言うのが正直なところ。
厳密に燃費などを測定しないと正確な所は評価できません。
レグノGRXI・・すべての操作に対して滑らかです。体感の転がり抵抗としては
純正EP25よりも、かなり良いと思います。
◎後部座席(これが今回のテストの一番の見所かも・・・・)
後部座席ではヘッドレストに頭を付けにくいところへ、後輪軸重が軽い上に
トレーリングサスの動きが悪いので、タイヤの性格が思った以上に出ます。
EP25・・・・・・運転するには気にならなかった硬さが、後部座席ではかなり
気になります。ヘッドレストに頭をつけないと、頭がふらふら
振られ、長時間はしんどいです・・・。
ネクストリー・・タイヤが路面の凹凸を吸収する気が殆ど感じられないので、
EP25で苦になった点が、倍増するかのようで、とてもしんどいです。
特にピッチング方向の動きが早く、首がしんどいです・・。
首の据わらぬ赤ちゃんは、決してコンパクトカーこのタイヤで
後部座席に乗せては絶対に駄目だ!!と強く思いました。
レグノGRXI・・心地良い・・・もうそれで十分です。
コンパクトカー動きの悪いリアサスを、ここまで往なすのか!!
と、かなり驚きでした。
番外編
現行クラウンにGRXI・・良くて当たり前!笑 ただ、ノーマルのフワフワサスペンションを
上手いこと往なしているのは、さすがレグノですね!
総評
リジカラを本格的に始めてから、シャーシーバランスやサスの動きなどを
細かく見るようになってから初めてのタイヤテストでした。
お陰様で、いつもより細かな点までチェックできました。
更に、普段後部座席に乗らない分、前席だけのテストよりも違った視線で
車の動きを見れたのも大きな収穫でした。
サスペンションが本来の動きが出来ていない原因を、動いてはいけない部分の
ちょっとした動きのある部分をリジカラで改善させるのに比べ、末端のタイヤで
大きな動きになってしまっている部分をタイヤで押さえ込むレグノの偉大さに
今更ながらに驚かされます。
当然のごとく、サスペンションをスムーズに動かしてあげることの大切さも忘れずに♪
そんなこんなで、タイヤ選びとリジカラの重要性を再認識できました♪
ではでは。
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