2015年 4月26日
皆さん、こんばんは。
今日は先日予告していたゴルフ7のRにリジカラの取り付けをしました。
早速作業に入りますが・・・・ん!
ゴルフ6の世代ではアルミの塊で出来ていた頑丈なメンバーが一般的な
国産車同様の鉄のプレス部品を組み立てたモノコックタイプです。
ゴルフもモデルチェンジの度にコストダウンが進んでいきますねぇ・・・・
(コストダウンが進む割には販売価格は上がっているような・・・・)
さて、早速フロントメンバーを下げて、前よりのF−1部を下から・・・
サブメンバーとボディ間を上から下から・・・・
アルミモノブロックより剛性の劣るスチールモノコックのメンバーを
しっかり留めようとする努力の跡はしっかり残っています。
メンバーのボディへの当たり面にずれ止めの加工がしてあり、
そう簡単には動かない工夫がされています。
この辺りはコストは下げても、走りの質は下げないVWの
真骨頂とでも言いましょうか・・・・・
さて、リジカラを用意しまして・・・・
因みにメンバーの前後左右の4箇所をボルトでボディに固定するのですが、
すべて写真と同じ感じで取り付けます。
こんな感じで仮合わせ♪
メンバー後方のF−2部をメンバーの上から下から・・・・
F−1部と同様に仮合わせ
後はグリスアップしなおしてミッションジャッキで平衡を保ちながら上げて
最後はトルクレンチで締めて完了。
さて、リアに移ります。
リアも4点支持です。
まずは後ろ側のR−2部を下から・・・
そしてメンバーとボディ間を下から上から・・・・
リジカラを用意しまして・・・・・
リアも4箇所とも同じ構成です。
さて、仮セットして・・・
前よりのR−1部に移り・・・・
こちらも仮セット♪
各リジカラにグリスを塗布してメンバーの平衡を保ちながら4箇所を均等に
締め込み、最後はトルクレンチで締めます。
若干ステアリングセンターのずれが出たので、修正してトーの調整をします。
さて、お待ちかねの試走です♪
リジカラ装着前は、モード設定(DCC)をノーマルにしてもゴツゴツ感が
気になり、直進性などは流石ワーゲンと感心するも、コーナリング中の
ギャップ越えのステアリングの暴れは仕方ない感じでした。
しかもこの間、現行デミオXDにリジカラを入れて走った後なので、
余計にサスの動きの悪さが目立ってしまいました。
リジカラ装着後、店の敷地を出た直後の砂利敷きの所に入った瞬間・・・・
ん??
ゴツゴツ感が見事に消えています!!
走り出してすぐに”滑らか!!”とビックリしました。
もちろん、コーナリング中のギャップ越えでも破綻無く安心してクリアできます。
でもやはりビックリしたのは、モードを”RACE”に変えてもリジカラ装着前の”NORMAL”より、
ゴツゴツ感が消えているので、かえって乗り心地が良く感じてしまいました。
劇的に走りが変わるというより、ワンランク車格が上がったかのような
上質な仕上がりは良いですね♪
ではでは。 |
by いのさん ¦ 20:02, Sunday, Apr 26, 2015 ¦ 固定リンク
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