2017年 9月28日
皆さん、こんにちは。
ミシュランのスタッドレスの新製品、X−ICE3+の乾燥路面のテストをして見ました。
テスト車両はウチの代車シビックです。
はい、ご存知の方も多いと思いますが、夏タイヤ代りに前モデルのX−ICE3を
履いていました。
(スタッドレスはVRX2・・・笑)
市街地走行では前モデル同様、スタッドレスを履いている感じは殆どありません。
静粛性は、車がウルサイので気になりません。
山道(R301)では、40km/h位の流れに乗った速度なら全く問題がなく、
自車1台になってペースが上がってきた時のヘアピンで進入速度が速いと
フロントが逃げてしまうぐらいです。
逃げ方も、穏やかなので怖さを感じる事は少ないと思います。
ただ、気持ち、X−ICE3の方が限界が高かった気がします。
その分、氷上性能に振った感じですかね。
で、タイヤの表面をチェックします。
走りこんだと言うほどではないので、一皮剥けたかな?と言う程度ですが、
表面にゴリゴリ削れたとは違う荒れ方をしています。
表面をマイクロスコープで・・・・
完全に一皮剥けたとは未だ言えない状況ですが、
ポツポツ開いてますね。
こちらは新品時の状態なので、走行後は確かに穴が開いてます。
参考までに手元に旧モデルのREVO2のカットサンプルがあったので
コチラを見ると
3世代前のモデルながら、全然違います!
マルチセルコンパウンドの名称で始まった発砲ゴム一筋30年の歴史は伊達じゃありません!!
因みに、ゴムに胡桃など異物を混ぜるタイプのスタッドレスが色々有りましたが、
このマイクロスコープの画角で見ると、トレッド上を探すと画面上に1個現れるかな?
と言うぐらいの混入率で、とても引っかくとか言うレベルじゃ有りませんでした。
凍結路面でスリップするメカニズムは、氷の上の溶けた水膜にタイヤが
乗ってしまい滑ると言う、雨天時に浅溝のタイヤで高速走行をした時に起きる
ハイドロップレーニング現象と同じような感じです。
その水膜を夏タイヤならトレッドの溝で排水し、スタッドレスはサイプと穴で除水する
感じです。
因みに夏タイヤは・・・
ポテンザRE71Rですが、
見事に綺麗な事!笑
コレじゃ凍結路面は全然ダメですね。
X−ICE3+はもう少し走りこんでから再度確認します。
VRX2もそのうちテストします。
ではでは。 |
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