2015年 6月30日
皆さん、こんにちは。
今日はキューブ(Z12)にリジカラの取り付けをしました。
早速作業開始なのですが、ちょっと何時もとパターンが違いまして・・・
一般的な構成は左右対称なのですが、この下回りは、F−3部は
一般的な左右対称でボディへ留めているのですが、F−1・2部は
左右非対称で貧弱なステーを介して留めているだけです。
左写真がF−1部ステー、右写真がF−2部ステーです。
この構成でよく剛性が出るもんだと感心してしまいます。
では早速作業開始!
まずは右前のF−1部です。
リジカラを用意して・・・
仮合わせをします。
次に左前のF−2部です。
リジカラを用意して・・・・
仮合わせします。
メンバー後方のF−3部、こちらは通常通りの左右対称で2箇所です。
リジカラを用意して・・・
仮合わせ。
さて、リアに移りまして・・・・
トレーリングアームの付け根のブラケットを片側ボルト3本で止めているのですが、
なんと16HEXのボルトです。
そう言えば全体的な構成がカングーに似ていますね。
で、ボルトを緩め・・・・
リジカラを用意して・・・
仮合わせをします。
ステアリングセンターの確認とフロントトーを調整して試走!
リアセクションのところでカングーみたいな構成と書きましたが、
このコンパクトカーのクラスとしては比較的ステアリングのしっかり感は
あるほうで、あのメンバー構成からして、このハンドリングは不思議なものです。
まぁ、ちゃんとヨーロッパの血が流れているんでしょうね。
ただ、フロントのしっかり感に比べ、リアの不安定さが際立っており、
大きなギャップ越えではリアがぐらつく感じが・・・・
緊急回避的な素早い動きに対してもリアの動き方が大きく
不安定で、腰砕けなんてレベルじゃありません・・・。
リジカラ装着後は、ステアリングの切り込んでいった時に、操舵感は
一定で安定しています。
元々良好だった直進性は磨きが掛かり、コーナリングでもオンザレール感覚で
走れます。
思いっきり変わったのはリアの安定性。
フロントのしっかり感に、ちゃんと付いて来てくれる様になったので、
緊急回避的な素早いステアリング操作や、大きなギャップ越えで、もう少し
ショックの伸び側の減衰力が高ければな・・・と言う欲は出るものの、
不安な感じにはさせない素直な動きになりました。
状況によって腰砕け感が出ていた場面でも、殆どなくなりました。
マンホールの蓋を乗り越える時も、足がスムーズに動いているようで
バンッ!と言う感じも減少しています。
これでショックを変えるか、タイヤをダンピングの効いた しなやかな銘柄にすれば
結構良い感じになるんじゃないでしょうか?
ではでは。
P.S.お客さんの声:ハンドルもしっかりして、ちゃんと走れるようになったと言うのが
嬉しいですね!今までは安定が悪く、遠出には使いたくないと思っていたのですが、
これならお出かけしてもいいかな?と思えるようになりました。
ただ、リアは言われたとおり動きすぎのような気がするので、REGNOに変えた
後が楽しみです。 |
by いのさん ¦ 14:17, Tuesday, Jun 30, 2015 ¦ 固定リンク
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